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どうやって請求すればいい?

B型肝炎給付金の請求に必要な書類を集めたら、次は国(厚生労働省)を相手に訴訟を起こします(というと大げさに聞こえますが、やることは少ないです)。

B型肝炎給付金請求の手続きの流れ

給付金

B型肝炎給付金の請求では、国に責任を認めてもらう訴訟(国家賠償請求訴訟)→和解という手続きが必要です。

大まかな流れとしては、国(厚生労働省)に請求する給付金の金額・病状などを記載した訴状を作成して、集めた必要書類といっしょに裁判所へ提出します。

裁判所で書類が認められると、期日が指定され、その期日に弁護士が裁判所を訪れて、和解交渉が始まります。

B型肝炎の給付金については基本合意がとれているため、和解では裁判所の立ち会いのもと、厚生労働省と訴えた側とで、給付金の額など具体的なことを決めていきます。

給付金の金額については、「特定B型肝炎ウィルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」という法律で給付金の金額が決められていますので、それを参考に交渉していきます。

内容について合意をすると、裁判所が和解調書を作成します。この和解調書に記された内容は、裁判の判決と同じだけの効力を持つことになります。つまり、双方とも、この内容どおりに進めなくてはいけません。

そして、最後に給付金が支払われて終了となります。この一連の流れは個人で行うこともできますが、ほとんどの場合弁護士にすべて代行してもらいます。

そのため、書類を集めてしまえば、自分で行う手続きはほとんど終わってしまっていると言えます。

B型肝炎給付金は、一見すると手続きが手間のようにも思えるでしょう。

しかし、病気で受ける被害の大きさ(身体的なもの・経済的なもの)を考えると、多少の手間を掛ける価値はあると思います。難しそう、とためらっている方は、ぜひ一度専門家(弁護士・弁護団)に相談してみることをおすすめします。

B型肝炎給付金の相談は弁護士がオススメな5つの理由

B型肝炎の給付金請求手続きを「自分でも簡単にできるのでは?」と考える人も多いです。しかし、カルテを読んで訴訟をして、さまざまな手続きを進めていくためには法律や医学の専門知識が求められます。

実際に少し準備をしてみるとわかりますが、慣れない人が訴訟を行うのは大変です。B型肝炎給付金について弁護士に相談したほうがよい理由について、以下に5つまとめました。

理由1.B型肝炎給付金の請求には法律の用語や知識が不可欠

法律に関する決まりごとや用語は、とにかく内容が難しいです。用語そのものが難しいだけでなく、条文ごとに解釈の幅があるため、非常に高度な専門知識が求められます。

訴訟の相手は国ですし、訴訟の手続きは裁判所、つまり役所の一種で行います。書類の準備が適当だったり、用語が間違っていたりすれば、まず手続きが通りません。

わざわざ訴訟という形を取り、給付金の請求に小難しい手続きを求めるのは、B型肝炎給付金の給付対象ではない人が便乗して給付金を受け取ることがないようにするためです。弁護士に相談すれば、裁判に必要とされる用語や法律を自分で勉強する負担を大きく減らすことができます。

理由2.自分で手続きする場合は平日に時間をつくらなければならない

裁判所の受付時間は、原則として朝の9時から夕方の17時までです。当然訴訟の手続きや裁判なども受付時間中に行われます。裁判は訴える側の人がいないと手続きが進まないため、弁護士に代理人をしてもらわない場合は裁判が開かれる度に平日の昼間に時間をつくり、裁判所まで足を運ばなければなりません。

手続きの流れがある程度決まっているとはいえ、裁判には半年から1年ほどかかります。弁護士に依頼しておけば、これらの手続きもすべて代理で進めてくれるので、かかる手間を大きく減らすことができます。

理由3.医療的知識の豊富な弁護士なら訴訟の可否について判断が確実

B型肝炎は個人個人で感染の原因が異なるため、最初に「手続きをしても給付金を受け取ることができるのか」をカルテ等から判断する必要があります。これは病院の先生に聞いてもなかなかわかることではありません。しかし、医療的知識の豊富な弁護士であれば、訴訟の可否や請求する給付金の額などを専門知識から判断することができます。

弁護士にはそれぞれ得意分野があるものです。企業法務や離婚問題、損害賠償請求などそれぞれ得意分野が異なります。医療訴訟に強い弁護士であれば、より確実な判断をもって進めることができるでしょう。

理由4.訴訟に必要な書類の請求は弁護士に依頼したほうが早い

B型肝炎給付金の訴訟は、必要書類さえ集めてしまえば個人ではじめることもできます。ただし、請求にはB型肝炎の感染経路等を証明する膨大な書類が必要です。

生まれてから今まで、病気に関するすべての記録が残っていれば書類の請求は簡単ですが、例えば子どもの頃通っていた病院がすでに潰れていたり、医療カルテが破棄されていたりした場合、個人で書類を集めるのは簡単ではありません。

B型肝炎の訴訟経験が多い弁護士なら、必要書類もわかっていますし書類に不足がある場合の対策も心得ています。訴訟の難易度が高い人ほど、弁護士に依頼するメリットは大きいです。

理由5.支給額が高い症状での訴訟も提案してもらえる

B型肝炎の給付金は、B型肝炎になってから20年を越えているかどうかで金額が大きく変わってしまいます。また、現在治療中なのかそれとも状態が落ち着いているのかによっても支給金額に差が出てきます。

医療訴訟に強い弁護士であれば、どのような症状であればより支給額が高くなるのか、アドバイスもしてくれるでしょう。支給額が高くなる条件に合致すれば、より高額な給付を受けることが可能です。

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