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給付金が支給される理由って?

B型肝炎の給付金は、国より支給されるものです。なぜ国から支給されるのでしょうか?

B型肝炎給付金が支払われる理由とは

子供のころ、学校などで予防接種やツベルクリン反応検査などを受けた記憶は誰にでもあると思います。小さいころに集団予防接種を行うというのは国が決めたことなのですが、そこにある問題があったのです。

何かというと、注射器の使い回しです。

国際的に注射器の使い回しはしない方がいいという風潮だったのですが、日本では昭和23年7月1日~昭和63年1月27日の間まで注射器の使い回しが許されていました。

これによって、B型肝炎ウィルスに感染してしまうケースが相次いだのです。

やがて感染者やそのご遺族が、国を相手取り損害賠償を求めました。そして平成18年、最高裁判所は集団予防接種とB型肝炎の感染に因果関係があると判断。

平成22年にも札幌の地方裁判所等で和解勧告が示され、翌年、国と全国B型肝炎訴訟原告団の間で、和解に関する基本合意書が締結されました。

平成24年には、この基本合意書に基づき、和解が成立した方に速やかに給付金等を支給するためのB型肝炎特別措置法が施行されています。

ただ、この給付金を得るためには、B型肝炎ウィルスに感染した経路が、集団予防接種等における注射器の連続使用であると認定される必要があります。

また、集団予防接種により感染した母親から母子感染によりB型肝炎ウィルスに感染した方も対象となりますが、その場合も証明が必要となります。

その点についてはすこし手間のかかる手続きが必要です。しかし治療費のことや心情的なことも考えると、給付金の支給は受けるべきところでしょう。

40年間という、長い期間の集団予防接種が対象であるにもかかわらず、こうした給付金制度を知らない人もまだたくさんいるのが現実です。

この機会に、B型肝炎にかかっていないかの検査と、B型肝炎給付金についての知識を知っておくとよいと思います。

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