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法律事務所の選び方

ほとんど流れ作業ともいえるB型肝炎訴訟、どこの法律事務所に依頼しても変わりはないかと思いがちですが、そうでもないのです。

B型肝炎給付金のための法律事務所選び

本

B型肝炎の訴訟と聞くと、すごく専門的である印象を受けます。

実際、B型肝炎給付金の対象者であるという証明をするため、さまざまな書類が必要で、その中には、医師の診断書や検査結果などの書類もあるでしょう。そのほかにも、過去に遡って、予防接種を受けた証拠書類を集める必要があります。

また、実際の訴状作成や、その後の裁判をスムーズに進めるために、専門家の知識や実績は重要でしょう。

一般的には、お願いしようと考えている法律事務所が、そもそもB型肝炎訴訟を取り扱った実績が多数あるか、B型肝炎を検査する専門医との連携があるか、など、B型肝炎についての知識と実績があることが大切と思われている傾向があります。

しかし、B型肝炎訴訟は、訴訟という言葉こそ入っているものの、病状によりもらえる給付金の金額も決まっており、正しい手続きを踏んでさえいれば、結果はどこの法律事務所でもさほど変わらないものです。

そのため、法律事務所を選ぶときに重視したい大きなポイントは、弁護士費用といえるのです。

もちろん、その人が置かれている状況によっては、医師と提携している事務所だったり、すぐに足を運んで相談できる事務所の方が安心感が高いこともあるでしょう。

ただ知識として、弁護士費用は法律事務所ごとに自由に決められることを知っておくとよいと思います。

和解によって支払われる弁護士費用の補助金は4%と決まっているため、実際の弁護士費用との差額は自分がもらえるお金となります。

訴訟手続きのための印紙代や郵券代は実費でかかるため、弁護士費用が安くなれば、その実費分の負担も少なくて済みますね。

B型肝炎給付金の訴訟で避けるべき法律事務所

事務所

B型肝炎給付金の訴訟では、補償対象であることを認めさせるために、いくつかの検査をしたり必要書類を準備したりと時間や手間が必要となります。

スムーズに訴訟を終えるには、B型肝炎給付金の訴訟に慣れている事務所を選ぶのが最も近道です。こちらでは、出来るだけ避けた方が良い事務所の例をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

CMに出ているような有名な事務所

弁護士事務所のテレビCMを見かけることがありますが、メジャーな法律・弁護士事務所やバラエティ番組に出演しているような有名な弁護士なら失敗はないと思う方もいらっしゃるかと思います。

失敗が公になりやすいため成功率を上げる努力はしているはずですが、依頼が殺到していることは安易に想像がつきますよね。

依頼件数を多く扱っているという事は、裏を返せば一つの依頼に時間をかけられないという見方も出来ます。依頼主である患者さんやその遺族に対しての気遣いがおろそかになりやすいことは否めませんし、その事務所がB型肝炎などの医療系に強い事務所かどうかはわかりません。

有名な事務所がよくないというわけではありませんが、有名というだけで依頼するのではなく、B型肝炎に関する専門知識がどの程度あるのかなど、ある程度の下調べが必要でしょう。

医療以外の分野のみに特化している事務所

法律事務所が最近よく依頼者を募っているのが、借金返済に関わる過払い金請求ですね。

こちらは個人問題に特化した事務所が多く、他にも、刑事事件に特化した事務所や法人向けに特化した事務所、そして今回のB型肝炎のような医療関係に特化した事務所など、その事務所の特色があります。

刑事事件や企業法人に特化した事務所に医療関連の依頼をするのは避けた方が良いですし、そもそもそういった依頼や相談は受け付けていないという事務所もあります。

話題になった刑事事件を取り扱っていた事務所、企業買収で名をはせている有名事務所だからといって、安易に依頼や相談をするのは避けた方が良いでしょう。

医療問題を多く取り扱っている事務所ならB型肝炎訴訟についても詳しいはずです。相談をしてみて、納得できる対応、信頼できる担当弁護士でなければ、その事務所で訴訟の準備を進めるべきかよく考えた方が良いでしょう。

過剰な信条がある事務所、偏った思想を持った弁護士

事務所や担当弁護士によっては、過剰な信条や偏った思想があるために話がかみ合わないといったことも起こり得ます。

B型肝炎訴訟はあくまでも医療裁判であり、国が定めた補償対象として認定するか否かが争点となるので、余計な信条や思想はかえって裁判を長引かせてしまいます。

また、患者やその遺族に対して偏見を持つような弁護士だと、意思疎通が難しくスムーズなやりとりが出来ない可能性もあります。助けてもらえると思っていた弁護士に、逆に傷つくような発言を受けたり、横柄な態度で意向を無視されたりといった場面もあるかもしれません。

B型肝炎訴訟は、国がその責任を認め、補償対象の範囲が定められた、ある意味とてもシンプルな訴訟です。信条や思想よりも、補償対象の条件をクリアしている旨を認めさせるのが目的ですので、B型肝炎訴訟の知識や経験がある程度あり、出来るだけ時間や費用の負担が少ない事務所を探すのが良いでしょう。

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